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ショッピングセンターの飲食街で
一際目立つ個性的な定食屋
「ビック鯛はのぼる」

福岡は博多の台所、柳橋連合市場からすぐのショッピングセンターサンセルコ。
人通りも多く飲食店が繁盛しやすい商業施設の地下飲食店街には庶民に人気がある味のあるお店がたくさん並んでいます。その中の一軒、2010年に開店した「ビック鯛はのぼる」はボリュームと味でお昼はいつも満員になるお店。
メディアでの取材も多い、個性的でサービス精神あふれるお店の魅力とこれからについて、マスターの尾形さんにお話をお伺いしました。

メディア話題度
個性的なお店度

店名のとおり「ビック鯛はのぼる」は最初は鯛焼き屋さんからスタートしたお店ですが、現在は洋食メインの定食屋として営業している、地元の方々に人気のお店です。ご主人、尾形登さんは72歳。Tシャツで働く姿にはとても若々しい印象を受けます。

メニューは約30種類。おすすめは生姜焼き、オムライス、ビーフカレー。中でも生姜焼きは、韓国の有名アイドルが訪問した際に食べて絶賛したとか。

カレーは創業当時から継ぎ足して作ったまろやかで程よい辛さのルー。オムライスは店主こだわりの糸島産の卵を使用した、濃厚な黄身の味わいにバターが香るリッチな一品。どれも人気のあるメニューです。

しかも定食のご飯はどれだけよそっても、3杯までお代わり無料。カレーはご飯よそい放題とボリュームも満点。一日12升のお米を炊いても閉店までにはなくなってしまうとか。12時のランチタイムにはすぐにお店は満席。お弁当も作って売っているのでいつも大忙しです。

ご主人の尾形さんは、以前は東京のプリンスホテルでフランス料理のシェフをしていたそうです。当時お付き合いしていた奥様が実家の福岡に戻るのにあわせて移住し、このお店を開きました。お店は繁盛し、一日の売り上げが10万円を超える日も…

お元気そうなご主人ですが、70代となって、どこまで続けられるかの不安や身体も少しずつ無理がきかなくなってきたことで、今後のことも考え始めました。
ご主人の親族で後を継げる方はおらず、継ぎたいという人を探されているとのこと。

「自分を持った人・覚えたら自分のものにするという意気込みのある方が継いでくれると嬉しいですね」
「基本の味をしっかり受け継いでもらいつつ、そこに新しい味付けを加えてもっといいものにしていただいたらと思います」

お店は、今までもテレビや新聞での取材をよく受けてきたそうです。
取材される理由の一つには、ご主人である尾形さんの個性や人となりの面白さもあるとか。
継いでくれる人には、まずは一緒にお店で働きながら、少しずつその人ならではのキャラクターを活かしていってもらえたら…とおっしゃっていました。

おいしいものを作るだけではなく、お客様とのコミュニケーションも大切だとおっしゃるご主人。
実は鯛焼き屋さんから定食屋さんに変身したのも、お客さまからの声を受けてのことでした。
最近では女性のお客様の声を受けて、レディースセットが新しくメニューに加わったそうです。
そんなエピソードは、ご主人のサービス精神と個性的で明るい人柄を物語っています。

「ありがたいことに、お客様はコロナ前と同様に戻ってこられています」

地元の方々に愛されている「ビック鯛はのぼる」。お店が本来持つ魅力を受け継ぎながら、今後も進化させていける方を求めています!

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#後世へ残したい企業

福岡県-Fukuoka

ビック鯛はのぼる

会社名

ビック鯛はのぼる

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