reconnel

美味しい寿司を気張らず食べてもらいたい
ご夫婦の想いがこめられた
人情味あふれるお店

遠賀川の河口付近にある福岡県遠賀郡芦屋町は玄海灘に面し「日本の白砂青松100選」にも選ばれています。
「寿司本家げんもん」は青い海が広がるその風光明媚な街の、静かな住宅街の中にあります。
1984年創業以来、地元の人たちが気軽に立ち寄れる「昔ながらの街のお寿司屋さん」を一貫して守ってきたお店のこだわり、そして想いとは。お店のご主人である重留さんご夫婦にお話をお伺いしました。

人情味あふれる度
リピーター多い度

「寿司本家げんもん」のおすすめのメニューは9種のネタが入った「特上握り」(3,500円)
地元、玄界灘で獲れた地産地消の魚を使い、シャリはいつでも同じ食感を保つために季節によってブレンドしています。
毎朝目利きで厳選して仕入れたネタを、握りの技術で仕上げた鮮度抜群の最高級の一品です。

お店を経営されているのは重留さんご夫婦。60代後半、仲が良くお元気そうなお二人です。
ご主人は高校卒業後、大手輸送機器メーカーへ就職しましたが、21歳の時、寿司屋へ嫁いだ姉から手伝ってほしいと言われ、悩んだ末に寿司の世界へ入りました。
奥様とはその修行時代に知り合い、ご結婚。
その後独立して「げんもん」を開店し、38年間ご夫婦で切り盛りしてきました。

5時に起きて遠賀市場へ魚の買い付けに。
6時には店に戻り、魚の下ごしらえ、シャリづくり、ケースの準備が始まります。
9時に朝食をとり、10時には開店。
午後9時に閉店します。

理想とする売上と客数として、夜は一人4,000~5,000円、20人のお客様が入れば…と控えめな数字をあげられます。
一般的な寿司屋の値段は仕入れ値の3倍が相場なのに対して「げんもん」の場合は高くても2.5倍程度。 それは、ご主人が「特別な人しか行けないような(高い)寿司屋にはなりたくない」と地元の人が気軽に入れることを大切にされているからです。

「お店をやってきた中で、一番のお返しはお客さまの「おいしかった」という一言」
「お金に換えられない良いお客さまや友達ができたことが宝物」
そんな風に語るご主人は、かつては近隣の中学校の先生から頼まれて、手を焼く生徒をお弟子さんとして預かった時期があり、今でも時折やりとりをされているそうです。
気取らない人情派のご主人を慕って、近くに来た時には立ち寄る遠方のお客さまもいます。

ご夫婦にはお2人のお子様がいらっしゃいますが、お店を継がれる予定はないという話でした。
どのような方にお店を継いでいただきたいか?とお伺いするとやる気と情熱のある方だったら大丈夫です!今から技術を教えますよ!と笑っておっしゃられていました。

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#後世へ残したい企業

福岡県-Fukuoka

寿司本家げんもん

会社名

寿司本家げんもん

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